第2話|アクセスが増えた“あの記事”。クラスター設計とクエリのズレが教えてくれたこと

ブログ再生ストーリー

削除リクエストを800件完了したあと、私は次に「アクセスの変化」に注目しはじめました。

そして、ひとつのページに目が止まりました。

  • ページURL:https://・・・・・・・.html
  • 表示回数:2,359回
  • クリック数:53回
  • CTR:2.25%
  • 平均掲載順位:10.28位

削除リクエストやクラスター化以前と比べて、明らかに数字が動きはじめていたんです。 「これは偶然じゃない」と思いました。

 

 

 

増えたのは“親記事”ではなく、子記事だった

実はこのページ、クラスター化の中で「子記事」として作ったものでした。 親記事で全体像を紹介し、その詳細を深掘りする構成でリンクを貼っていました。

最初は「親記事が伸びるだろう」と予想していたんですが、 実際にはこの子記事が検索に引っかかり、流入の中心になっていたのです。

 

 

 


サーチコンソールが教えてくれた“違和感”

このURLを分析していると、あることに気づきました。 クエリ(検索語句)と記事の内容が、微妙にズレていたんです。

たとえば、

  • クエリ:”◯◯の選び方”
  • 記事:”◯◯の比較と使い方”

関連性はあるけれど、タイトルやH2見出しがクエリに合っていない。 つまり、ユーザーが求めているピンポイントの答えに届いていなかった。

それでもアクセスが増えたのは、構造(クラスター)でカバーできていたからかもしれません。

 

 

 


ここから何を修正すべきか、見えたこと

今回のアクセス増とクエリのズレから、2つの大きな気づきを得ました:

  1. 構成(親子記事)の設計が評価されやすい形になる
  2. クエリと本文の“微調整”がCTR改善のカギになる

今後は、

  • タイトルを検索語句に寄せる
  • H2見出しにクエリを反映させる
  • 誘導文や内部リンクを強化する

こうしたリライトを少しずつ行っていく予定です。

 

 

 


小さな数字でも、自分にとっては大きな意味がある

1記事のCTRが上がった。順位が動いた。 これが「誰かのブログ」だったら気にも留めないような変化かもしれない。

でも、あきらめかけた自分にとっては、大きな希望でした。

「やっぱりやってよかった」

そう思えた瞬間を、私は忘れないように、ここに記録しておきます。

 

 

▶ 第0話はこちら: 👉 ブログ再生ストーリー第0話|800件の削除リクエストを終えた夜、私はまだ結果が出ていない

▶ 第1話はこちら: 👉 第1話|あのひと言から始まった。削除800件とクラスター化で見えた希望

 

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