冬道を歩いていて転んでケガをしてしまう。
まさか、自分が転んだ程度でケガはしないだろうと思っている人。
油断していると、一瞬で向こう3ヶ月ほどの未来が真っ暗になりますよ!
どんな冬道でも最新の注意を払って、行動するようにしましょう!
この記事では、アイスバーンになりそうな道から、アイスバーンになっている道、アイスバーンが隠れている道について、歩き方の解説をしていきます。
筆者は雪国住まいのサラリーマン時代、往復15キロの通勤をしていましたが、一度も冬道で転んだことがありません。(すべったことは、いくらでもあります)
そんな筆者が歩き方のポイントなどを解説していきます。
※結論、転ぶ人の特徴。
転ぶ人を見ていると、いくつか共通している特徴があるのでご紹介しますね。
①歩幅が大きい
②重心のバランスが後ろにかかっている
③事前に滑っていない
それぞれ解説します。
①雪道歩行の歩幅が大きい
よくバランスを崩す人は、特に多いのがこの特徴です。
通勤ということもあり、急いでいる気持ちが歩幅に現れている様子が目立ちます。
凍っている路面を歩く = 必ず滑る
このことをしっかり覚えている人は、絶対に歩幅を大きくして歩くことはしません。
大きく前に出した、片足は氷の上で止まるわけがないので、雪国人的に言えば「転んで当然の結果」と言えます。
☑転びたくない人は、とにかく歩幅を小さくして歩くことが大切なポイントです。
ちなみに、小さな歩幅の場合は、急いで歩いても転ぶリスクはとても低くなります。
②雪道歩行時の重心が後ろに傾いている
転ぶリスクが高く、その後の転倒した結果を最悪にしてしまうのが、この【重心の傾きです】
簡単に言うと、転ぶ時の向きが後ろになる人です。
心あたりはありませんか?雪道で滑って、後ろに転びそうになり「ひやひや」したこと。
後ろ向きに重心が傾いていると、転ぶときも派手に動いてしまい転倒した後のケガのリスクも上がってしまいます。
これは、前述している歩幅が大きい人にも共通しています。
普通に考えて、歩幅が大きいと重心のバランスを前に持っていくことが難しくなります。
☑ 歩く時は、少しだけ前のめりになって移動することが大切!
重心を前にかけ、少しだけ前のめりになることで、無理な歩幅で歩くことがなくなります。
(体勢的に小さな歩幅で移動することしかできなくなる)
このように、歩く時の体制を気にすることで、転倒リスクの高い歩き方を防止できるので、おすすめです。
③雪道歩行時、事前に滑っていない
多くの人が気づいていないのが、アイスバーンに近い状況の歩行は、【常に滑っている】ということ。
一見、気持ちの問題かと思いがちですが、【滑っていると認識】or【滑っていないと認識】
この両者では、転倒するリスクが格段に変わってきます。
理由は超簡単です。
【滑っている認識】を持っている人は、歩くごとに滑っている感覚を感じているので、踏み出す足の間隔を調整することができる。
※つまり、大きな歩幅で歩くことがない。
要チェック
ここでいう、踏み出す足の間隔を調整するとは、あらゆる雪道の【パターンに合わせて歩幅を変えていること】これができるから、圧倒的に転ぶリスクを減らすことができるんです。
そして、色々な歩き方を繰り返すことで、カラダが勝手に歩幅や体勢を作りだしてくれます。
雪道に慣れている人が転びにくいのは、このような要因も大きく関係しています。
転ばない筆者が思う、雪道で転ぶ人の特徴
①直立不動(1本の棒)な状態で歩いている人。
②歩幅が大きい人。
③常に滑っていない人。
転んでからやばい人。
④ポケットに手を突っ込んでいる人。
以上、転ばない筆者の雪道転倒あるあるでした。
よく、メディアなどで、ペンギン歩きが基本!なんて報道されていますが。
ペンギン歩きをしても、重心が後ろに傾いていれば、転ぶリスクはたいして変わらないので、よく注意することが大切ですよ!
ペンギン歩きとはいいますが、実際にはわかりづらいですよね
筆者に言わせればこんな要点になります。
①歩幅は小さく。
②靴の接地面は路面と並行におろす。
③重心は常に前にのめる。
④常に路面で滑らせる。
⑤ポケットから手を出す。
⑥手袋をはく。
⑦時間に余裕を持つ。
これだけ意識すると、皆さんの雪道転倒回数は激減すること、間違いありません!
最後に1つポイント!
アイスバーンや除雪車の走行後、これらに新しく積もったパウダースノーは、特に注意が必要になるトラップなので、ふかふかの雪でも【しっかり滑る準備をしておきましょう】
当時、凡人サラリーマン時代に使っていたコスパの良いスノーシューズは、こちらのメーカーの商品でした。
とにかく、凍結路面に強く、周りの人がツルツルと滑っている横を「颯爽と歩いていけました」
ちょっとしたレビューですが、選ぶなら商品の価格帯を下げないことをオススメします!理由は靴底の作りが大きく変わり、すべりやすいモデルも存在しているからです。
リアル店舗に行った時に、値段別の商品を手に取って、ぜひ靴底を触ってみてくださいね!!
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